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医療機器のリース契約ってどんなもの?

医療機器のリース契約ってどんなもの?

整骨院を開業するにあたり、医療機器(治療器)が必要となります。ところが、内装工事に資金がかかってしまい、高額な医療機械はなかなか購入しづらいものがあります。そこで、運転資金を残しつつ医療機器を導入できるのがリース契約です。ここではリース契約のメリット・デメリットを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1.リース契約って何?

簡単に言うと「リース会社が医療機器を導入する先生の代わりに購入して、医療機械を先生に一定期間貸す」というイメージです。もちろん、無料で貸してくれるわけがありません。金融機関も借入するときに金利が付きますよね。リース契約の場合はリース料率というものがそれにあたります。

2.リース契約の申し込み方

医療機器のリースの申し込み方法は、医療機器の販売会社から簡単に申し込む事が出来ます。導入する医療機器の見積もりをお願いし、支払い年数(回数)を決めてご自身のベストの支払いを決めると良いでしょう。

医療機器の見積もりとリースの支払い条件をお願いしても、それだけで契約とはなりません。リース契約が通すには与信(よしん)審査があります。必要事項を記入し、与信をかけます。そこで与信が通ればリース契約が出来るようになります。

3.与信(よしん)

リース会社からお金を借りるというものではないですが審査があります。
「リースを契約する方に支払い能力があるのか?」
を調べなくてはいけません。そのために与信をかけるのです。リース予定の医療機器と個人情報を調べる同意書をアリース会社に提出します。

リース会社は、
・リース料金は、高額ではないか?
・支払能力はあるか?
・消費者金融からお金は借りていないか?
・水道・ガス・電気料金の支払いをちゃんと払っているか?
・携帯電話の支払いは止まっていないか?
・反社会的勢力ではないか?
・犯罪を犯していないか?
などチェックしていきます。

審査が通れば、リース契約の審査はOKです。

4.リース契約のメリット

初期コストを抑えることができます

・多額の現金を必要としませんので抑えることができ、運転資金にまわせます
・事業経費として経費として処理できる
・経理上の手間が省けます。(資産計上しなくてもよく、減価償却等の必要もなし)

5.リース契約のデメリット

5-1.途中解約ができない

リースはリース会社が先生の代わりに購入しているので、途中解約は、できません。開業時は良く使っていたけど、途中から使わなくなったとしても残リースが残っている以上支払い続けなくてはなりません。

5-2.割高になる

最終的に安く医療機器導入できてお得なのは、金利がかかりませんので購入です。

まとめ

開業時、ほとんどの先生が利用するリースですが、毎月の支払の負担にもなります。しっかりと事業計画、返済計画を立てていきましょう!

まずは、必ず押さえなくてはいけないのが、【構造設備基準】です。必ず基準を守らなければいけないものと、指導基準があります。この指導基準は厄介なのが各保健所で基準が違うところです。東京、埼玉、千葉、茨城の各保健所で基準が違うため必ず確認しなくてはいけません。各保健所の担当者に聞いてみましょう。

1.6.6平米以上の専用の施術室を有すること

2.3.3平米以上の待合室を有すること

3.施術室は室面積の1/7 以上に相当する部分を外気に開放できること。

ただし、これに代わるべき換気用の窓です。換気扇があれば問題ないのですが、換気扇が無い場合は【施術室の面積の1/7以上に相当する部分を外気に解放(窓が開いている面積)が必要になります。適当な換気装置があるときはこの限りでない。

4.施術に用いる器具、手指等の消毒設備を有すること。


施術に用いる器具、手指消毒設備を有すること。手洗い場やハンドサニターなどの消毒が必要になります。

※ はりを業とする場合には、オートクレーブ・乾熱滅菌器等を設置すること。但し、使い捨
てのはりを使用する場合には、使用済みのはりの保管及び廃棄を安全な方法で行うこと。

5.施術所は、住居・店舗等と構造上独立していること(出入口を別に設ける等明確に区画する
こと)。(指導基準)

6.施術室と待合室の区画は、固定壁で仕切られていること。(指導基準)

7.ベッドを2 台以上設置する場合には、各々カーテン等で仕切り、患者のプライバシーに配
慮すること。(指導基準)

※ あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうと柔道整復の両方を行う施術所の場合、それぞれの開設
届が必要です。その場合には、下記の事項に注意してください。
開設者が鍼灸などのダブルライセンス、トリプルライセンスを活かす場合には施術室は兼ねても良いですが開業当初から人を雇う場合は、それぞれ施術室が6.6平米以上必要です。

今後、自費診療の整骨院が増えていきますが、施術室で整体・カイロを禁止している保健所もあります。

施術所の開設届けは、開設後10日以内に提出が義務付けられています。今はホームページで必要事項を記入して届けを出される先生方もいらっしゃいますが、後で行政指導を受ける事もあります。

ですので、必ず確認のためにも院内レイアウトが出来たら事前相談をしてください。

おおよその立地を決まってきたら、いよいよ物件探しです。整骨院での開業は構造基準が決められていますので、必ず省令を守らなければなりません。構造基準は整骨院の内装工事の注意点を参考にしてください。

通常は近隣の不動産屋さんをめぐるのですが、今は大手サイトでも整体、マッサージ用など職種別で貸店舗物件を紹介しています。ところが、なかなか良い物件は出てきません。人気のある物件はすぐ決まってしまうからです。今回は、どういう物件を選べば良いのか?解説していきます。ぜひ参考にしてください。

1.物件選びのポイントは?

前章で「人がいる」、「人が通る」のが良い立地と申しましたが、今回は、視認性(見てもらいやすい)や家賃の状況で良い物件かが関わってきます。

1本通りから離れてしまうと、それだけで通行している方からの視認性が悪く、来院率が大きく変わります。ですので物件を選ぶ際は、その物件が存在するだけで認知してもらえるかが重要です。

通りから1本入った整骨院では、看板、ブラックボードを出すなど、他に気をつけなくてはいけないことになります。

2.物件の種類

一般的に物件は居抜き物件とスケルトン物件の2つがあります。どちらもメリットデメリットがありますので、まずはどういう物件の種類があるのか理解して、コンセプトやターゲットに設定した患者さんが喜んでくれる物件を見つけましょう!

2-1居抜

「居抜き物件」は、前の借主さんが内装や設備を残してくれている貸物件の事をいいます。ですので、内装工事などを新たに行う必要がないので、費用を浮かすことができます。また譲渡の条件によっては医療機器もそのままの物件もありますので、治療器の導入コストがかからない場合もあります。

ところが、気をつけなくてはいけないのが、その店舗が撤退した理由です。ほとんどの居抜き物件は、経営できなくなったのが理由です。もちろん借主さんの悪い噂や集客しなかったというのもあるでしょうが、立地や視認性が悪く注目されなかったというのも考えられます。

ですので、居抜き物件を考えている先生であれば必ず前の借主さんの撤退した理由も確認してください。

2-2スケルトン

「スケルトン物件」とは、店舗に何もほどこされていない状態で壁や設備がない状態の事をいいます。何もないので、1から内装をやらなくてはいけませんが、ご自分のイメージを自由にアレンジできるのが特徴です。

アレンジできる分コストはかかります。

3.物件の探し方

昔は不動産屋さんで探したものですが、インターンネットでも見つけられる時代になりました。ただし、基本は確認はしなくてはいけません。ご自身の目で見て、人の流れを確認してください。

3-1 インターネットで探してみる

今はgoogleやYahooで「地域+店舗」で検索すれば、大手の不動産サイトが出てきます。特に居抜き物件に特化しているサイトもありますので、家賃の相場を見るだけでもいろいろ情報は得られます。

3-2 不動産屋さん巡り

昔からやっている地域の不動産屋さんがあれば、聞いてみましょう。ご自身の家賃や事業形態を話すといろいろな空きテナントを紹介してくれます。また、まだ出していない店舗もあったりします。

その他にも区画整理や新しくできる道路の話もあったりしますので、1度は不動産屋に顔を出しておいた方が良いです。

3-3 歩いて探す

少し面倒ですが、歩いて探すのが結局1番良いやり方です。特に商店街や駅前など地域が活性化しているのか?閉店しているお店もあるので、理由も考えながら探すといろいろ見えてきます。「テナント募集!」張り紙があって親切なところは坪数、家賃なども書いてありますので、自分のイメージと近ければ連絡するのがいいですね!1番手間がかかることが良い物件に当たる確率も高くなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?良い物件を見つけるのは、まずは自分の足で歩き地域の情報をつかむことです。そして人通りや視認性など見ながら絞っていきましょう。

昔は立地が成功の8割決めると言われましたが、パソコンやスマホの普及で事情はだいぶ変わりつつあります。立地が良くても成功するとは限りませんし、悪くてもしっかり集客に努めれば、ちゃんと患者さんは来ます。

多くの先生方は資金を気にするあまり、安い家賃の店舗ばかり気にしてしまい、立地が悪くても選んでしまう傾向にあります。

まず開業を考える際の立地ですが、こんな場所は避けた方が良いというのをご紹介します。立地は、一度決めたら後戻りできないですから、ぜひ参考にしてください。

1.片側二車線ずつの国道沿いは車に不便

これは、車道があるので視認性が良く、一見宣伝に使えると思いがちです。ところが、いざ車で行こうという時に、反対車線側に整骨院があるとUターンしなくてはいけません。高齢の男性とか運転の苦手な女性にUターンするのは難しいです。
 
幹線道路沿いに店舗展開した格安マッサージ店は仕事帰りの人をターゲットにしていますが、Uターンしてまで行こう思う人は少ないでしょう。

立地は片側二車線の国道沿いではなく、国道から1本道に入ったところで考えましょう。

2.2階以上は患者さんが辛い

整骨院に通われるのは、主に外傷の患者さんです。痛みがあり生活に支障が出ている患者さんです。そんな患者さんの気持ちになれば、すぐ行ける、道路の近くに車を止められるのが良い立地です。

2階以上のスペースは家賃が安くても、なるべく避けて道路に面した1階の店舗を探しましょう!

慢性の患者さんをターゲットにしている場合や骨盤矯正、猫背矯正などの特殊技術をおもちの先生は、駅から近い2階以上のテナントでも大丈夫です。

3.川や線路の近くは避ける

通常は前後、左右の4方向に患者さんがいます。ところが、例えば道路を寸断している川や線路を背にすると、前と左右の3方向しか患者さんを呼び込めません。

 ただし、海や湖沼は別です。海や湖沼を背にし、前と左右の3方向に限られても生活道路沿いに開業していれば患者さんは来られます。生活道路には必ず患者さんが通られますから。

4.工業地帯は週末に通院しにくい

工業地帯は、昼間に人通りが多くなりますが、そこで働いている人は工業地帯にある整骨院ではなく、自宅近くの整骨院に通う傾向にあります。土日に通える整骨院を選ぶからです。

 ただし、市や町全体が大企業で成り立っている企業城下町は別です。たとえ共働き世帯であっても、昼間にお子さんらご家族でその地域におられますから通院されるかもしれません。

5.高架下は良い事ことなし

高架下は、避けてください。まず日が当たらない時間がある(暗い)、カビが出やすい、騒音も多い、目立たない、全ての接骨院ではないですが、行きづらい。正直良い事がありません。

6.飲屋街はダメ

駅前であっても、飲屋が多いところは危険です。裏通りが多いのですが、昼間はほとんど人が通りません。酔ったお客が吐いてしまったり、立て看板を壊すなど、店舗に損害を与えがちです。
立地は出来る限り人の生活の動線に合わせて考えましょう。

7.競争が激しすぎる

逆に良い立地を追い求め過ぎると、テナント料が高くなってしまいます。良い立地は集客力がある分、競合店もたくさん出店していますので、競争が激しくなり、思ったような効果が得られないこともあります。

まとめ

逆に良い立地を追い求め過ぎると、テナント料が高くなってしまいます。良い立地は集客率が高い分、競合店もたくさん出店しています。
 
失敗しない立地で開業するには、空き店舗周りを下調べ、または聞き取り調査も有効です。ぜひお試しください。

「どこら辺がいいですかね?」
「ねらい目の場所ってありますか?」
開業の打ち合わせをする時に、こんな話が出ます。開業を成功させるポイントは立地選びは非常に大事です。駅前に開院しても人通りがなければ良い立地とは言えませんし、郊外でも人や車の行き来があれば開業時から来院してくれます。今はインターネットで整骨院を探せる時代になりましたが、それでも良い立地であれば、たくさんの患者さんが来てくれるでしょう。今回は自院のコンセプトやターゲットとマッチした立地を見つけて、繁盛する整骨院を作りましょう!

1.良い立地とは?

まずは良い立地とは何か?ということから考えましょう!まずはそこに「人がいる事」、もう一つは「人が通る」ことです。人口が多くて、駅などに向かう道に店舗があれば、見つけてもらえる可能性がグンと上がります。それだけで良い立地です。もちろん、家賃や視認性(確認がしやすい事)なども考えなくてはいけませんが、この章では立地だけにします。

コンセプトによって、立地選びは変わってきますが、まずはこのようなところが一般的な良い立地と言えるでしょう。

ライバルがいない
人口が多い
人通りが多い,車が多く通る(生活道路沿い)
にぎやかな商店街、スーパーがある
未来像がしっかりしている新興住宅地

その他、市役所、郵便局、銀行、病院のなど多くの人が集まってれば、生活道路上で目立つ看板さえあれば来院につながります。 もちろんこういう地域はライバルがすでにいる事が多いです。ご自身のコンセプトやターゲットにあった見込み患者さんがいるかを調べて絞り込みしてください。

2.立地による特徴とは?

整骨院を開業する際にその立地の特徴も考えなくてはいけません。それぞれ違いますので、立地探しの参考にしてみてください。

2-1 駅前

駅前の店舗の有利な点は、やはり集客力があるということです。大きな宣伝をしなくても、通勤通学で人が通れば、まず認知してもらえます。しかし、空中階(2階以上)の物件ですと、目立たなくなり認知してもらえなくなります。また空中階に基本、外傷の患者さんは来にくくなります。腰やひざが痛い患者さんがわざわざ階段を上って来ませんよね?1階ですと認知度も高いので開業当初から、来る可能性が高いです。もちろん家賃は大幅に違いますので、家賃と視認性を比べてみてください。

外傷の患者さんが少ないとすれば慢性的なものを施術しなければいけませんので、必然的に自費のメニューを加えていかなければなりません。

2-2 住宅地・郊外

田舎や郊外の住宅地で多いのが店舗兼住宅で建てる先生が多いです。駅前のように視認性は良くはありませんので、安定するまでに少し時間がかかります。それから住宅地だけあって、子どもの患者が多くなります。もちろんそのお母さんとシニア層もです。開業当初の集客力は期待できませんが、家族で整骨院に通うという流れが出来ると、患者さんはゆっくり増えていきます。また郊外は車で移動する方が多いので交通事故の患者さんもポツポツ出てきます。交通事故の患者さんに頼りきるのは良くはありませんが、地域に根付く整骨院を目指すのであれば、おすすめです。

2-3 大型ショッピングセンター

大型のショッピングセンターは、ある程度人口の多い地域の郊外にあることが多いです。賃料が高い分の集客力は非常にあります。地域のイベントや催し物をやる時にはお客さんであふれます。ショッピングセンターが人を呼んでくれるのでファミリー層に強い整骨院ができます。買い物帰りに、ちょっと寄ってもらうなど特に主婦をターゲットに満足のいくメニューを作るのが成功パターンです。逆に男性はほとんど来ません。

3.患者さんになりきって生活をどこでしているか?考えてみましょう

多くの先生は地元での開業ですと、地域を把握しているためご自身と患者さんの生活の動線が分かっています。
「あそこにスーパーがあるからここの道路は通るな」
「ここの商店街から駅に向かうな」
とかですね。

地元じゃない、地域を良く知らない先生はターゲットの患者さんの層がどこにいるのか考えて、公共施設、買い物、小中学校へ行く道を自分で通ってみましょう。患者さんになりきるんですね。そうするといろいろ分かってくることがあります。地域の人でも使う道、使わない道が分かってきます。

スポーツ外傷に力を入れたい先生は、近隣に小学校や中学校があるか?確認しましょう。また高校があれば部活動に力を入れているか?そんなことも調べれば分かります。

まとめ

整骨院の開業の際に良い立地を選ぶ基準をご紹介しました。とにもかくにも人がいて、人が通らなければ患者さんに認知されません。コンセプトとターゲットに当てはまる患者さんが集まる整骨院にするには、立地の選択は本当に重要です。家賃の問題もありますので、100%求める立地は無理ですが妥協点を探し、開業地を決めましょう!

開業に向けて「必要なもの」を整理しよう

接骨院や整骨院を開業するとき、「何を準備したらいいのか?」と悩む先生は多いものです。
物件取得費や内装、医療機器といった大きな費用がかかるものだけでなく、
日常業務で欠かせない備品や細かい道具も必要になります。

なかには100円ショップで購入できるアイテムも多いので、
このリストを参考に、開業準備を計画的に進めていきましょう。


1. 物理療法器(医療機器)

  • 低周波・中周波・干渉波

  • 牽引器・ウォーターベッド・温熱治療器

  • 電気治療用ストップウォッチ(温熱治療に使用)

  • スポンジを保管するタッパ(メーカーで用意される場合もあり)

  • 衛生材料(湿布・包帯・コルセットなど)


2. 室内備品

  • 施術用ベッド

  • 施術用タオル(手ぬぐい)

  • ローラーチェア(高さ調整・キャスター付き)

  • 枕、足置き台、バストマット、フェイスマット、フェイスペーパー

  • 上下肢台

  • タオル類(大判も)

  • 施術用着替え(患者さん用)

  • アロマオイルや鍼灸用品

  • カウンセリングシート(予診表)

  • ハンガー

  • 包帯・テーピング置き台(キャスター付きが便利)

  • 患者さんの服や荷物を入れるカゴ

  • 骨模型、自費メニュー表

  • 検査・ビフォーアフター確認用の鏡


3. 待合室備品

  • 柔整免許を飾る額縁

  • 患者用スリッパ(安っぽく見えないもの)

  • 待合用長椅子

  • 雑誌・新聞・マンガ

  • 壁掛け時計(待合室・施術室両方)

  • 観葉植物

  • カレンダー(待合室・院内)

  • 本棚・マガジンラック

  • ウォーターサーバー

  • 子ども用おもちゃ

  • 傘立て、靴べら、玄関マット

  • コルクボード(掲示板)

  • 空気清浄機


4. トイレ・衛生用品

  • トイレットペーパー、芳香剤、汚物入れ

  • トイレ掃除用具、便座カバー、マット

  • ティッシュ、手洗い石鹸、手拭きタオル

  • タオルハンガー、噴射式アルコール

  • 掃除機、クイックルワイパー、コロコロ、雑巾

  • 屋外用ほうき・ちりとり

  • ゴミ箱・ごみ袋(院内・待合スペース用)


5. 事務用品

  • ボールペン、修正ペン、のり、セロハンテープ、ホッチキス、電卓、付箋

  • ゴム印(院名・住所・電話番号入り)

  • 印鑑(実印・銀行印・シャチハタ・認め印)


6. 制服

  • 新品のユニフォーム(既存の勤務先のものは避ける)

  • 名札


7. 受付まわり

  • チラシや販促物(院紹介・物販用)

  • 診察券・診察券入れ

  • クリアファイル、クリップボード(予診票用)

  • 老眼鏡・老眼鏡置き

  • パソコン・プリンター・顧客管理ソフト

  • 駅・バスの時刻表、タクシー連絡先

  • 金庫・レジスター・おつりトレー

  • 名刺入れ(業者管理用)

  • 取扱説明書・保証書ファイル

  • ラミネーター


8. バックヤード(休憩室)

  • 冷蔵庫

  • 洗濯機

  • ポット

  • 電子レンジ


9. 院外備品

  • 院外用ブラックボード(案内・宣伝用)


10. ホームページ

開業初期からホームページを整えておくことで、
「〇〇市 接骨院」「整骨院 新規開業」などの検索にも早期に反応しやすくなります。
アクセス解析や口コミ導線も設計しておきましょう。


まとめ

接骨院・整骨院の開業準備では、設備投資だけでなく細かな備品の準備が成否を分けることもあります。
こだわりがあるものは、多少費用がかかっても自院に合ったものを選ぶのがおすすめです。

鍼を扱う先生や美容メニューを導入する場合は、追加の備品も必要になるため、
勤務している院などで確認しておくと良いでしょう。


この記事を書いた人
株式会社リードメディカル 山崎紀之
接骨院・整骨院の開業支援を全国で行う。
集客 × 医療機器 × 融資でトータルサポートしています。