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接骨院を開業するにはどれだけ資金が必要?リアルな金額と準備ステップ

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接骨院を開業するにはどれだけ資金が必要?リアルな金額と準備ステップ

2025年10月30日

接骨院を開業するにはどれだけ資金が必要?リアルな金額と準備ステップ

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「そろそろ自分の院を持ちたい」──そう思い始めた瞬間にまず突き当たるのが資金の壁です。
私はこれまで200院以上の立ち上げをサポートしてきましたが、やはり“数字”を知らずに計画を進めると、
途中で動けなくなる先生が少なくありません。この記事では、実際の開業資金の目安と資金調達の流れを、
現場の肌感覚も交えてお伝えします。

【1】開業資金の目安を押さえる
・相場:400万〜1,500万円
・「初期投資+運転資金3〜6か月分」で見ると650万〜1,750万円
・居抜き&機器最小なら500万前後で済むケースも

【2】費用を左右する4つの主要項目
1)物件取得費(敷金・礼金・保証金など)
2)内外装・電気配線・衛生設備
3)治療機器・レセコン・什器備品
4)広告宣伝費+開業後の運転資金

私は18坪テナントの新規内装を請け負った際、内装+設備だけで720万円かかりました。
逆に、知人が譲渡した居抜き物件では300万円弱でスタートできた例もあります。
同じ「18坪」でもここまで差が出るのがポイントです。

【3】3つのモデルケースでシミュレーション
A.最小スモールスタート 400〜800万円
 ベッド2台/ワンオペ/中古機器中心

B.標準モデル 600〜1,200万円
 ベッド4台/テナント内装フル/物療器機

C.ハイグレードモデル 1,000万円超
 自費メニュー充実/最新機器/スタッフ複数

【4】資金調達のリアル
・日本政策金融公庫―無担保800万円、金利1%台の枠を活用
・地方自治体の創業助成金―開業後の家賃・設備の1/2を補助
・自己資金は総額の20〜30%用意できると融資審査がスムーズ(ほとんどの先生が100万~200万)

私の場合、自己資金300万円+公庫融資700万円で開業した先生は、初月黒字化まで4か月でした。
運転資金3か月分を口座に残しておいたことが奏功しました。

【5】よくある落とし穴と対策
・広告費ゼロで見込み客が来ない → 立ち上げ3か月はSNS広告+ポスティングをセット
・高額機器をフルローン → リース期間と償却年数を必ず突き合わせる
・家賃負担が高い → 売上の15%以内を目安に抑える

【6】開業前チェックリスト(保存版)
□ 物件候補は3件以上比較したか
□ 自己資金=総投資額の30%を確保したか
□ 運転資金3か月分が口座にあるか
□ 日本政策金融公庫の創業計画書をダウンロードしたか

(まとめ)
開業資金は「高い」よりも「内訳が見えない」ことが不安の正体です。
まずは数字を洗い出し、資金調達の選択肢を並べ、運転資金まで含めた計画表を作成しましょう。
数字がクリアになった瞬間、開業への道筋が一気に具体的に見えてきます。

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