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接骨院の開業は本当に儲かる?収益モデルと成功する経営設計を徹底解説

開業プロジェクト

接骨院の開業は本当に儲かる?収益モデルと成功する経営設計を徹底解説

2025年12月12日

接骨院の開業は本当に儲かる?収益モデルと成功する経営設計を徹底解説

開業プロジェクト

接骨院の開業は本当に儲かるのか?現場で見てきたリアルな収益構造

「接骨院 開業 儲かる」と検索しているあなたは、「本当にこの業界で生活できるのか」「将来的に安定した収入が得られるのか」という不安を抱えているのではないでしょうか。 インターネット上には「接骨院は儲かる」「年収1000万円も可能」といった情報と、「保険が厳しくなりオワコン業界」といった正反対の情報が混在しています。 私は現場で数多くの接骨院・整骨院の開業支援と経営サポートを行ってきました。本記事では、広告ではなく現場ベースの視点で「接骨院開業は本当に儲かるのか?」という疑問に正面から答えます。

接骨院は本当に儲かる業種なのか?

結論からお伝えすると、接骨院は「正しい経営設計ができていれば十分に儲かる業種」です。ただし、かつてのように保険請求だけに依存するモデルでは、安定した利益を出すことは極めて難しくなっています。 療養費制度の厳格化、審査基準の強化、指導監査の増加によって、保険請求の収益性は年々低下しています。 「保険さえやっていれば儲かる」という時代はすでに終わっています。

接骨院開業の収益構造を理解する

接骨院の売上は主に以下の3つで構成されます。

  • 保険診療(療養費請求)
  • 自費診療(矯正・運動療法・物理療法など)
  • 物販収益(サポーター・インソール等)

現在の経営環境では、売上のうち自費診療の割合を30%以下に抑えている院ほど経営が不安定になりやすい傾向があります。 逆に、保険と自費のバランスをあらかじめ設計している院ほど、長期的に安定しています。

儲かる接骨院と儲からない接骨院の決定的な差

儲かる院と儲からない院の最大の違いは「治療家思考か経営者思考か」です。 技術力が高くても経営設計ができていなければ、売上は安定しません。

成功している院は開業前から以下を数値化しています。

  • 1日の必要来院数
  • 平均単価の設定
  • 保険→自費への導線設計
  • 回数券・メンテナンス契約の導線

保険請求に依存しすぎるリスク

「保険が厳しくなったから接骨院は儲からない」という声はよく耳にしますが、本質はそこではありません。 問題は、保険を“収益の柱”にしてしまっていることです。

保険診療は新規患者の入口として極めて優秀ですが、そこから継続的な収益を生み出す設計がなければ、売上は頭打ちになります。 そのため、保険は集客手段、自費は収益手段という役割分担を明確にすることが重要です。

実際に儲かる院がやっている自費診療設計

儲かっている院は、高額メニューを売り込むことよりも「再現性のある仕組みづくり」に力を入れています。

  • 初診時のカウンセリング設計
  • 視覚資料を使った説明
  • 症状改善と自費内容の論理的な紐付け

これにより、自費診療が「売る行為」ではなく、「必要な選択肢」として自然に受け入れられるようになります。

スタッフを雇うかどうかで収益モデルは変わる

「売上を伸ばすこと」よりも重要なのが、「スタッフを雇うかどうか」という意思決定です。

1人院は利益率が高い反面、売上の上限があります。 スタッフを雇えば売上の天井は上がりますが、人件費という固定費が重くなります。

重要なのは数字ではなく、「自分はどんな院を経営したいのか」というビジョンです。 将来的に多店舗展開をしたいのか、地域密着型で長く続けたいのかによって、最適なモデルは大きく変わります。

立地と商圏の考え方

人通りが多い場所が必ずしも成功するわけではありません。 むしろ重要なのは地域の属性です。

  • 高齢者が多い地域
  • ファミリー層が多い地域
  • 学生が多い地域
  • 会社員が多い地域

この属性によってメニュー設計そのものを変える必要があります。

接骨院開業で儲けるための現実的な売上シミュレーション

以下は1人院モデルの現実的な例です。

  • 1日の来院数:25名
  • 平均単価:4,000円
  • 営業日:月22日

25人 × 4,000円 × 22日 = 月商220万円

ここから家賃、広告費、機器リース代、消耗品、人件費(自分の報酬)が差し引かれます。

それでも「儲からない」と感じる人の共通点

儲からない院の多くは、数字を「結果」としてしか見ていません。 一方、儲かる院は「数字を設計」として扱っています。

  • 目標売上から逆算できない
  • 単価設定を感覚で決めている
  • 集客を場当たり的に行っている

これらはすべて開業前に防げる問題です。

接骨院開業で本当に儲かる人の思考法

最後に最も重要なポイントをお伝えします。

接骨院が儲かるかどうかは、業界の問題ではなく「経営に向き合えるかどうか」です。

  • 現実的な数字から目を背けない
  • 他院と比較しすぎない
  • 自分だけのモデルを作れる

この姿勢を持てる人ほど、結果的に「儲かる接骨院経営」に近づいていきます。

まとめ

接骨院の開業は、簡単に儲かる世界ではありません。 しかし、正しい経営設計と現実的な戦略を持てば、十分に収益化できるビジネスです。

「接骨院 開業 儲かる」と検索しているあなたが、過度な不安ではなく、現実的な判断ができるようになることが、この記事の目的です。

この記事を書いた人
株式会社リードメディカル 山崎紀之
接骨院・整骨院の開業支援を全国で行う。集客・医療機器・融資で、トータルでサポートしています。

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