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整骨院の開業にかかる費用って、いったいいくら必要なの?

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整骨院の開業にかかる費用って、いったいいくら必要なの?

2023年2月2日

整骨院の開業にかかる費用って、いったいいくら必要なの?

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友人たちも開業してきたし、そろそろ開業しようかな?
と、思ったけど、整骨院の開業の資金っていったいどれくらい必要なのだろう?毎日、施術に追われて詳しく調べる事が出来ていませんよね?たまに会う同級生や先輩でも、なかなかいくらかかったのか?本音を言ってくれないものです。

一般的に言わているのが、接骨院の開業では800万円から1200万円かかりますって事です。そんなに貯金がある訳ないっ!との声も聞こえそうですが。今の世の中、
「私、お金あるから大丈夫です!」
という先生はいません。
みなさんあの手この手を打って費用を捻出しています。
地域や駅近、自宅兼治療院でも、かかる費は大きく違います。また内装費用もスケルトンなのか?居抜き物件なのかでも変わります。そこで、まずはなんとなくイメージ出来るようにまとめてみました。資金をどれくらい用意して、どれくらい借りなくてはいけないのか?参考にしてみてください。

1.物件取得費用って何?

テナントでの開業の場合、医療機器と同じように大きな割合を占めるのが物件取得費用です。家賃、敷金・礼金・損害保険金、管理費ですね。店舗兼自宅の場合はこれらの費用はかかりませんが、もちろんかかりませんが、テナントでの開業は大きな負担になることがあります。

1-1家賃と敷金(保証金)・礼金

賃貸のアパートに住んだ事がある方は分かると思いますが、契約前に家賃の他に敷金と礼金がかかります。テナントでの開業の場合、敷金が家賃の3~5ケ月分かかります。良心的な大家さんなら良いのですが、人気のあるエリアのテナントだと敷金だけで10ケ月という事もあります。

仮に家賃が18万円で5ケ月分の家賃ですと90万円かかります。最近少なくなってきましたが、礼金(家賃の1~2ケ月分)も発生する事もあります。合わせると126万円。物件取得だけでこれぐらいかかる場合があります。

1-2管理費(共益費)

家賃以外にも管理費がかかる場合があります。これも地域や物件によって違います。物件表で確認してみてください

1-3火災保険

接骨院経営の場合、火はほとんどつかいません。ですので、火災保険は入らなくて良いなんて思うかもしれませんが、放火の可能性や火をもらってしまったというリスクは考えなければいけません。ほとんどが大家さんから加入を勧められるもので問題ありませんが契約時には確認しましょう!実際日テナントで開業されているお友達や知人の方に相談してみるのも良いでしょう。

1-4駐車場代

通常テナントで開業する場合、駐車場込みの賃料で出しているところがほとんどですが、駐車場料金×台数というケースもあります。駅前での開業で乗降客をターゲットにする場合は駐車場は考えなくても良いかもしれませんが、郊外の場合は必須になります。患者さんの車以外にもご自身の所有車、スタッフの車なども考えなくてはいけません。

2.内装外装費用

内装費用は借りるテナントの状態で変わりますが一般的には200万から400万くらいが多いです。そんなにかかるの?と思うかもしれませんが、飲食店や美容室などはデザイン料などもかかりますので、内装だけで1500万円かかったりします。前の借主の職種や賃貸の年数にもよりますが、
壁紙の張り替え
トイレ
空調(エアコン)
解体
受付(カウンターを作る)
などの工事が必要なければ、安く済むことがあります。

またちょっと忘れがちなのが、看板。こちらの製作取り付け費を忘れている場合があります。
必ず、見積もりを取りましょう!

まずはイメージしやすいように今勤務されている整骨院で、坪数を調べてみましょう。
およそ、坪数×25万円前後が相場になっています。

3.医療器械・治療器

医療機器は、導入する台数やこだわりがある機器によって大きく変わります。ほとんどが勤務されている時に使用されていた機器を導入するのが多いです。また医療器械は開業時の資金を残すため、ほとんどの先生がリース組む場合が多いです。

3-1.医療機器

医療機器は
・低周波治療器
・干渉波治療器
・温熱治療器
・超音波治療器
・ウォーターベッド
最近ではラジオ波が注目されつつあります。
どれも高額なものが多く、多くの治療器を揃えるのが難しくなっています。ですので、開業時に良く考えて導入してください。金額的には300万円から600万円くらいで考える先生が多いです。

3-2.衛生材料

開業時に入れる材料も少なくなってきました。包帯、テーピング、腰痛ベルト、湿布など昔は当たり前に入れていたものですが、骨折脱臼などで整骨院に来院される患者さんも少なくなってきています。またネットショップが充実していますので、勤務されている院のもので調べてみてください。

3-3.ベッドなどの室内備品

ベッドや丸椅子、または文房具も揃えなくてはなりません。今は100円ショップやニトリなどの生活用品で揃えられる物もありますので、ショッピングセンターなどに立ち寄った際は、値段を調べてみてください。詳しい物品は整骨院開業に必要な物を読んでください。

 

4.広告宣伝費

広告宣伝費は、ホームページや内覧会のチラシなどがあります。地域によっては、エキテンなどの効果が出やすいポータルサイトにも広告宣伝費をかけます。

5.運転資金

運転資金の目安は約5カ月です。生活費、医療機器のリース代、金融機関の返済、水道光熱費、通信費などが毎月かかりますので、上記で産出されたものを元手に計算してみてください。

整骨院は保険を使った療養費が保険者からの入金されるのは3~4カ月後です。それまで生活できる、または支払いができる資金を残しておかなければなりません。

まとめ

店舗の状況や家賃、医療機器で値段がハッキリとお伝えできないですが、おおよその値段は分かりましたでしょうか?運転資金を残しつつ、宣伝をしながら患者さんを増やすようにしてください。あまりお金をかけないでいると患者さんが来院してくれません。

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